長期優良住宅の認定を受けた方・初めての塗り替えの方へ【後編】劣化事例と修繕

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目加田 充規

目加田 充規

工事管理部

徹底したお客様目線で、施工管理をして参ります。宜しくお願い致します

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長期優良住宅の認定を受けている方

認定は受けていないが初めての塗り替え工事を検討している方にも参考となる内容となっています。

『家を適切にメンテナンスして、いつまでも安心・快適な住まいに暮らすため』

知っておきたいことだからです。

 

皆様こんにちは!

名古屋市天白区で25年。外壁塗装専門店として7000棟以上の修繕・リフォームを行っています

名古屋市の外壁塗装専門店

(株)東海工芸 目加田です!

 

 

前編では、長期優良住宅の制度、住宅の維持保全について主に説明をさせていただきました。

↓ ↓ 前編はコチラのブログをご覧ください ↓ ↓
長期優良住宅の認定を受けた方・初めての塗り替えの方へ【前編】

 

前編で説明したように長期優良住宅の認定を受けたお宅様では「新築から・または前回点検時から10年以内に点検を行い、必要な調査・修繕・改良を行う必要があります。2009年から始まった制度になりますので、そろそろ1回目の点検を行わねば・・・と考えているお宅様も年々増えてくるのでは?と思っています。

今回は、そんな初めての点検をお考えの方に10年前後で起こり得る劣化事例と、その修繕について記載していきます。

 

劣化事例① シーリング(コーキング)

まずは、シーリング(コーキング)です。

 

外壁同士のつなぎ目や外壁と窓の境目には、どうしても隙間ができてしまいます。隙間から雨水が入って内側から外壁を劣化させたり、雨漏りといった症状が起こることがあります。そのため、シーリング(コーキング)作業を行い、弾力性のあるゴム状の素材が隙間を埋めて、雨水の侵入を防ぐ役割があります。

 

そんなコーキングも紫外線や雨・風の影響を受けて劣化していきます。弾力性があったものも硬くなっていき、隙間をめいっぱい埋めていた所も隙間が開いてきたり、ボソボソとなってひび割れていくなどの劣化症状が見られます。

 

 

新築から10年で起こることは、よっぽどないかと思いますが、劣化がひどくなると途中で切れてしまったり、接着性もなくなって垂れ下がってしまっているお宅様も稀にあります。(20~25年くらい何もやってないと、このようになっているお宅様があります)

 

シーリングの劣化修繕としては、打ち替え増し打ちといった作業で、シーリング補修を行う必要があります。

 

 

また、シーリングは施工後にしっかりと乾燥させる必要があります。シーリング工事の後に塗装工事も一緒に行う場合は、乾燥期間を空けているかどうかは重要なポイントです。乾燥期間を空けずに塗装工事を行う業者さんもいるみたいですが、シーリングの不具合に繋がるため、注意が必要です。

 

劣化事例②外壁の塗膜劣化

外壁の塗膜も紫外線により劣化していきます。

 

一番わかりやすいものはチョーキングです。これは、紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョークのような粉状になって現れる現象や状態をいい、手で触るとチョークの粉が付いたようになります。

この症状が出ているということは塗膜の劣化が進んでいる、塗装が必要なサインです。

 

塗膜が効果をなくすということは、撥水効果がなくなるという事です。撥水効果がなくなれば、外壁が直接雨水に当たり、雨水を吸い込みます。水を吸いこむことで膨れ、蒸発することで縮む。これを繰り返し「ひび割れ」「端部の欠け」「外壁の反りや浮き」といった症状が起きます。

 

 

外壁の劣化修繕は塗装を行うことです。チョーキングや壁面についた汚れを高圧洗浄機で落としてから、塗装工事を行います。

下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本ですが、外壁の材質によっては、下塗りを2回入れる場合もあり、必要に応じて対応していきます。

 

 

劣化事例③屋根の劣化

瓦屋根の場合は、瓦自体が10年で劣化が起きる可能性は少ないですが、漆喰やビスの抜けは念のため確認してもらいましょう。

 

気をつけたいのは、スレート屋根やトタン等の金属屋根の場合です。外壁同様に基本のメンテナンスには塗装が必要になります。

スレート屋根に塗膜の効果がなくなれば外壁同様に水を吸って蒸発しを繰り返すので、割れたり欠けたりします。

 

トタンであれば、鉄製であるが故に雨風にさらされて錆びが発生してきます。錆が広がっていき、放置すると穴が開いてしまうこともあります。

 

劣化修繕に関しても外壁と同様で、塗装工事で塗膜をしっかりと形成し、雨漏り等が起きないようにしましょう。また、コンクリート瓦やガルバリウム鋼板等素材も塗装が必要になりますので要注意です。

 

スレート屋根塗装の注意点としては、タスペーサー・縁切りを行うことです。重なった屋根と屋根の隙間には、雨水や水蒸気・湿気を外に逃がす役目があります。塗料でその部分をふさがないようにタスペーサー・縁切りといった作業が必要です。

 

劣化事例④防水層の劣化

ベランダ・陸屋根(屋上)の床や床からの立ち上がり部分では、防水工事がされております。

 

防水工事で作られた防水層も紫外線によって劣化していくものです。防水効果がなくなれば雨漏り、雨水を含めば外壁の劣化にも繋がります。15~20年程経過したお宅様では防水工事を再施工することも多々ございますが、10年前後では、再施工の必要はないかと考えます。(もし防水工事を再施工するなら、前回の工事が施工不良だった可能性が高いです)

 

10年前後で行う修繕としては、トップコートの再施工をするだけでOKかと存じます。トップコートとは、ベランダ・屋上の防水層の上に塗ってある塗装で、防水層を紫外線や摩耗から守っています。

7~8年での塗り替えが推奨されていますが、10年前後で外壁塗装を考える方も多く外壁塗装と一緒にトップコートをされる方もいます。トップコートを定期的に行うことで防水工事を行うサイクルを延ばすことにも繋がります。

 

例えば、防水工事を行えば30万円かかるところもトップコートを行うだけなら数万円で可能です。定期的に行うことでライフサイクルコストの削減にも繋がります。

劣化事例⑤その他

その他、台風などの影響で外壁が割れたり、かけたりしてしまった場合は、外壁の補修や張り替え工事。

樋が破損したら、樋の部分補修や交換。

軒天や庇、破風、水切りなどの付帯部と呼ばれる部分の塗装工事なども行います。私どものような外壁塗装専門店が得意としているような塗装工事に関連する分野が多いのかなと思っています。

 

経年劣化は絶対に起こります。10年以内でどれほど劣化しているかは、環境などによっても変わります。しっかりとした点検をしてもらいましょう。

 

そろそろ点検の時期だけど・・・と考えてらっしゃる長期優良住宅の認定を受けたお宅様。

点検して見積もりもとったけど、値段の比較や工事の比較をしてみたいと考えられている方。

 

トヨタホームや積水ハウス・ダイワハウスをはじめとする、多くのハウスメーカーや戸建て住宅、マンションや工場といったさまざま塗装工事を行ってきた東海工芸にぜひお問い合わせください。

 

結局・・・

結局何が言いたいかというと・・・

 

新築から10年では目に見える劣化というのは少ないかもしれません。

ただし長期優良住宅の認定を受けているお宅様は点検が必須です!

症状が出てから点検するよりも、定期的に点検し→メンテナンスをする方が絶対長持ちします!

まずは無料点検を活用して、ご自宅の状態をきちんと把握することから!

 

って事です!

 

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長期優良住宅の認定を受けた方・初めての塗り替えの方へ【前編】

 

 

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