トヨタホームの外壁塗装２棟同時に承りました！ベランダのシート防水も施工した件

ハウスメーカーにお住まいの方
防水工事・雨漏り修繕

2022.03.29

目加田充規

工事管理部

徹底したお客様目線で、施工管理をして参ります。宜しくお願い致します

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東海工芸ではハウスメーカーの外壁塗装工事も多数施工させて頂いています。

こんにちわ！名古屋市の外壁塗装専門店

東海工芸目加田です。

先日、あま市にてトヨタホーム様で建てられたN様邸の施工を行いました。

2棟隣接している親子ご一緒に施工させて頂きました！

隣接しているので足場代も通常2棟組むより多少は安価になります。

今回はトヨタホームの施工の注意点と、防水工事を中心に書いていきたいと思います！

トヨタホームは定型目地の保護が重要！

トヨタホーム住宅の特徴としては、外壁の目地部分にシーリング（コーキング）の代わりに、ガスケット・パッキン、乾式目地とも呼ばれている定型目地が設置されています。

定型目地の上に外壁塗料を塗ってしまうと、不具合が発生する事例が多くあがっています。そのため、外壁塗装を行う前に定型目地にブリードオフプライマーを塗って保護することが重要になります。

今回のN様邸でもブリードオフプライマーを施工してから外壁塗装を行いました。下の写真は、外壁塗装前にブリードオフプライマーを塗布している様子です。

トヨタホームガスケット

トヨタホーム外壁塗装に使用した塗料

外壁塗装で使用した塗料は、プレマテックス社が製造しているグラステージシリーズのフレックスカラーと呼ばれる塗料となります。無機塗料のため耐候性が長く、約20年超もの間、外壁を守ってくれる塗料です。さらに、メーカーであるプレマテックス社からも保証が出ます。その期間12年です。メーカーから保証が出るほど、不具合などが起きない自信がある塗料になります。

また、従来の無機塗料では、塗膜が固くなって地震などの揺れで割れやすいといったことが問題点として挙げられていました。その問題点を克服したフレックスカラーは、弾性無機塗料で柔らかい塗膜を形成します。揺れや振動にも追従することで、割れや亀裂が起きづらい塗料となります。

もう少し詳しく知りたい方は　↓　↓

社長イチオシ塗料はメーカー保証付きの外壁塗料な件（2021年5月現在）

トヨタホームのベランダ床シート防水の補修って？

トヨタホーム様で建てられたお宅では、ベランダ床は塩ビシートでの防水処理がされています。普段は、シートの上にルーフタイルが敷かれています。ルーフタイルを外さなければ防水層の状態は見えないため、外してまで見られる方は少ないのかなと考えます。日光に当たらなくても劣化していく場所です。15年程を目途に、確認を行うことが必要と思います。
ほったらかしにしておくと床下まで水が侵入して、軒天や外壁の腐食に繋がってしまいます。見えない所だからこそ、しっかりと確認を行っていただきましょう！

新築の場合、施工10年前後でトヨタホーム様よりシート防水の補修の提案があるかと存じます。補修を行う場合は、パッチシート処理を行います。破れや亀裂など、施工が必要なポイントに塩ビシートの小片を使って覆うことで、防水効果を維持させる処理方法です。

弊社でもパッチ処理の部分補修は可能ですが、何か所もある場合は塩ビシート防水の再施工をオススメしております。また、防水シートに問題を起こしていなければ『トップコート』と呼ばれる防水シートを保護する役割のあるコート材を塗ることで『今後10年間、防水層を維持していきましょう』という提案をさせていただくことが多いです。

トップコートを塗るだけでしたら、塩ビシート防水を再施工するより、はるかに安価に納められます。まずはしっかりとした調査を行った上で、トップコートを塗るのか、塩ビシート防水再施工を行うのか、判断が必要になります。

今回は、塩ビシート防水に特別な裂傷などは見られなかったのですが
・ルーフタイルを剥がしてチェックすることが少ない事

・足場がなくても防水層のチェックはできますが、家の中からベランダに上がったりしなければいけなくなる事

・外壁塗装で使用した塗料の耐候性が20年超を採用されたため、そこに合わせた施工内容を組んだ事

等の理由から、塩ビシート防水工事を再施工することとなりました。