屋上防水工事の基礎知識!ウレタン防水って?な件

  • 防水工事・雨漏り修繕

目加田 充規

目加田 充規

工事管理部

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こんにちは!名古屋市の外壁塗装専門店』

東海工芸の目加田です。

 

外壁塗装工事の際に、屋上やベランダの防水を一緒に施工したい。

という考えを持たれているお客様は多いのではないでしょうか?

 

ベランダ・バルコニーは常日頃から状態が見れるので、ご自身で確認されている場所ですが

屋上は、なんとなく心配になっている場所ではないですか?

昇降階段や外階段があれば確認もできますが・・・

それでも昇らなくなって、最近の屋上の様子が分からないといったお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、屋上防水工事の種類や流れについて、お伝えしたいと思います。

 

◆ベランダやバルコニーの防水についての記事はこちら

べランダ・バルコニーの防水層を守るトップコート塗装って何なの?な件

 

屋上防水工事の流れ

屋上防水工事の流れとしては

 

洗浄工事下地調整・下地補修防水工事 といった流れになります。

 

防水工事といっても色々な種類があります。

下地の種類や施工する場所、以前にどのような防水工事をされていたかという事で工事内容が変わってきます。ベランダですとFRP防水と呼ばれる防水工事が多かったり、ウレタン防水、シート防水アスファルト防水と様々な種類・工法があります。

 

今回【ウレタン防水工事】にて防水の施工を行い、その中でも【通気緩衝工法】と呼ばれる工法を用いての工事となります。

 

ウレタン防水工事とは・・・

液体状のウレタン樹脂を塗り拡げて乾燥させ防水層を作る工事となります。

ウレタン防水工事は2種類の工法があり「密着工法」と「通気緩衝工法」があります。

 

「密着工法」とは・・・

下地に直接ウレタン樹脂を塗布し、防水層を作る工法になります。

狭い場所に有効で、「通気緩衝工法」に比べると安価ですが、下地に水分が溜まった場合にはその水分によって膨れやヒビが入る可能性があります。

「メッシュ工法」といった下地の上にメッシュシートを貼ることで防水層の強度が増し、地震などの揺れにも対応できる工法もあります。ただ下地に直接~という点では密着工法と同じです。

 

「通気緩衝工法」とは・・・

緩衝材と呼ばれる小さな穴が開いたシートを下地に敷いた上から、ウレタン樹脂を塗布し防水膜を形成します。

そして、脱気筒と呼ばれる湿気を逃がす役割がある筒を設置することで、内部の水が水蒸気となって脱気筒から外に排出されます。「密着工法」のように膨れが発生する可能性を防ぐ効果のある工法です。

 

密着工法は、脱気筒を設置できない場所でベランダ等の狭い場所に通常使用されます。

通気緩衝工法は、屋上や広いL字のベランダ等で使用されることが多いです。

 

屋上のウレタン防水工事(通気緩衝工法)工程

施工前の状態

名古屋市天白区I様邸の屋上の現状は、防水材が機能していない状態です。下地が見えてしまっているため、下地もダメージを受けています。

 

高圧水洗浄工事

まずは高圧水洗浄機を使って洗浄作業を行います。汚れを取り払い、きれいな状態で工事に入ります。

 

下地調整・下地補修

既存の防水を撤去したためケレン作業にて凹凸をなくすとともに、下地が悪くなっている所についてはモルタルにて補修を行います。

 

プライマー塗布

下地補修が終了したら、プライマーを塗布してからシートを張っていきます。

 

緩衝シート設置

床全面に水を逃がす通気緩衝シートをすき間なく張ります。シート同士の結合部を専用のジョイントテープで固定します。

 

脱気筒・ドレン設置

水蒸気を逃がす脱気筒。雨水を流すドレンを設置します。

 

ウレタン樹脂・塗布

立ち上がっている壁、床面へウレタン樹脂を塗布していきます。液状の塗料なので複雑な形状の屋上でも確実に施工することができます。ウレタンを塗り重ねることで、つなぎ目のない防水層を形成します。

 

トップコート塗布

防水材を紫外線などの劣化から守るコート材を塗布して完成となります。

 

屋上防水工事の施工後

 

施工前と比べると、大きく変化したことが写真だけでもわかるかと思います。しっかりとした防水層が今後10年以上、お家を守ることにつながります。しかし屋上は、屋根と同じく紫外線が当たりやすく影になりにくい場所です。ベランダよりも劣化は早いと考えられます。ある程度の年数がたったら検査することが今後の家を守っていくことにつながります。

 

結局・・・

結局何が言いたいかというと

 

屋上の防水工事を怠ると、家のどこから雨漏りするか分かりません。

屋上は目の届かない場所だからこそ、しっかりとした施工で今後10年、15年と安心して暮らしていけるような施工を行う事が必要となります。

 

って事です!

 

 

施工事例はこちらから

3階建ての外壁塗装、ベランダ・ルーフバルコニー・屋上防水工事 名古屋市瑞穂区

 

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心配な雨漏り! 陸屋根の屋上ウレタン防水、外壁塗り替え 名古屋市中川区

 

 

 

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