屋根工事の見積書によく出る専門用語をまとめました

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新林 美希子

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屋根塗装や屋根工事のお見積りをみたとき、担当者から説明を聞いているとき、

「縁切り?」「この項目ってどんな工事?」と感じたことはありませんか?

 

外壁塗装、屋根塗装をお考えの皆さまこんにちは!

名古屋市の外壁塗装専門店、(株)東海工芸の新林です。

 

以前のブログで「塗装工事についての専門用語集」が、大変好評でしたので、今回は屋根バージョンを、実際の作業写真と共にご紹介していきたいと思います!

皆様のご参考になれば幸いです。

屋根工事の専門用語

1.高圧洗浄(こうあつせんじょう)

屋根洗浄

屋根に付着したホコリ、コケ、藻などの汚れや劣化した塗膜を水圧で洗い落とす作業です。

塗装前に汚れをしっかり落とすことで、塗料が密着しやすい状態に整えます。屋根塗装を長持ちさせるための大切な下準備です。

 

2.野地板(のじいた)

野地板 野地板

屋根材の下に設置されている屋根の土台となる板状の下地材のことです。屋根材や防水シートを支える役割があり、屋根を構成する重要な部分です。

 

雨漏りなどによって野地板が傷んだり腐食したりすると、屋根の強度や防水性能に影響するおそれがあります。

そのため、屋根の葺き替え工事では、野地板の状態を確認し、必要に応じて「増し張り(補強)」や「張替え」を行います。

 

3.棟板金(むねばんきん)

棟板金 棟板金

屋根の頂上部分や、屋根の面同士が合わさる部分に取り付けられている部材です。

雨水の侵入を防ぐ役割があり、経年劣化により釘が抜けてきたり、板金がめくれたり、錆が発生することがあります。

 

【棟板金でよくある症状とメンテナンス】

太陽の熱で金属が膨張・収縮を繰り返すことや風の振動などによって、7年~10年ほどで、棟板金をおさえる釘が徐々に飛び出てきてしまう現象が起こります。

 

▼釘が抜けてきた状態

屋根板金 釘抜け補修

▼ビスの緩み

▼板金のめくれ

そのまま放置しておくと、釘が抜け落ち、強風や台風などで板金が飛ばされてしまう危険があるので無視できない症状の1つです。

 

 

▼釘を打ち込み直し

釘を打ち込み直し

▼コーキング処理

釘頭コーキング処理 釘頭コーキング処理

塗装の際に、浮いた釘を打ち直した上で、釘頭をコーキングで留めて、釘が抜けるのを防ぐ処理を行います。

 

4.谷板金(たにばんきん)

谷板金

屋根と屋根がV字状に交わる部分に取り付ける部材です。谷樋(たにどい)とも呼ばれます。

屋根に降った雨水が集まる場所に設置され、雨水を適切に流して、建物内部への雨漏りを防ぐ重要な役割を担っています。

 

5.唐草(からくさ)

屋根の軒先やケラバなどの端部分に取り付ける板金部材のことです。

屋根から流れてくる雨水を適切に排水し、屋根の内部や下地への雨水の侵入を防ぐ役割があります。

唐草錆止めの下塗り 唐草中塗り

屋根の葺き替え工事やカバー工法では、屋根材だけでなく、唐草板金の取付も重要な施工工程のひとつです。

 

6.ケラバ

ケラバ

切妻屋根などで、雨樋が取り付けられていない側の屋根の端部分になります。

屋根の側面にあたる部分で、雨水や風の影響を受けやすいため、適切な板金処理や防水対策が大切です。

 

7.軒先(のきさき)

屋根が外壁より外側に突き出している部分のうち、雨樋が取り付けられる側の先端部分になります。

屋根に降った雨水が流れ落ちる場所となります。

 

8.雨押え

雨押え

屋根と外壁の取り合い部分などから雨水が入り込まないように設けられる部材です。

設置場所や形状によって構造は異なります。劣化や隙間が見られる場合は、補修や交換を検討します。

 

9.縁切り(えんきり)

縁切り

スレート屋根の塗装後に、屋根材同士の重なり部分に適切な隙間を確保する作業です。

この隙間によって、屋根内部に入りこんだ雨水や湿気を排出することができます。塗料で隙間が塞がれてしまうと、雨漏りや屋根下地の劣化につながるおそれがあります。

 

10.タスペーサー

タスペーサー タスペーサー

スレート屋根の塗装時に、屋根材の重なり部分に隙間を確保するために使用する部材です。

こちらは縁切り(えんきり)と同じ役割をします。

いくつものタスペーサーを屋根と屋根の間に設置していきます。

 

11.ルーフィングシート

ルーフィングシート ルーフィングシート

屋根材の下に敷かれている防水シートです。

屋根材の隙間などから雨水が入り込んだ場合に、建物内部への侵入を防ぐ重要な役割を担っています。

 

12.屋根カバー工法

既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて施工する工法です。

既存の屋根の撤去や処分を抑えられる場合があり、工期や費用の面でメリットがあります。

屋根Tルーフ葺き 屋根 棟板金下地

 

屋根カバー工法の施工事例はコチラ

 

13.屋根葺き替え(ふきかえ)工事

既存の屋根を撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。

屋根材の下にある防水シートや下地の状態も確認し、必要に応じて補修・交換を行います。

屋根の劣化が進んでいる場合や、下地からしっかり改修したい場合などに適している工事です。

新しい瓦 葺き 屋根棟取り付け

まとめ

今回は、屋根塗装や屋根工事の見積書によく使われる専門用語をご紹介しました。

それぞれの意味を知っておくことで、屋根塗装の内容をグッと理解しやすくなります。

 

屋根は、普段はなかなか目にする機会が少ない場所だからこそ、工事内容や費用について納得したうえで工事を進めたいですよね。

 

「わが家の屋根には、どんな工事が必要なんだろう?」と疑問に思うことがありましたら、お気軽にご相談ください。

お住まいの状況をプロの目で確認し、必要な工事を分かりやすくご説明いたします。

 

大切なお住まいを長く守るためにも、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけていきましょう!

 

東海工芸では、皆さまが安心して大切な住まいのメンテナンスを進められるよう、これからも分かりやすい情報発信を心がけていきます。

今後も役立つ専門用語を少しずつ追加していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 


 

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