ガスケット（定型目地）がブリードという不具合をおこしている（天白区で現地調査を行った際のレポート）…件

名古屋市の外壁塗装専門店。

東海工芸の目加田です。

先日、名古屋市天白区にある住宅の現地調査でお伺いした時にガスケット（定型目地）がブリードを起こしているのを発見しました。

ガスケットが外壁目地に使用されている住宅にお住いの方は、塗装をお考えの際にご注意をしていただきたく思いますので、今回ブログに書かせていただきます。

ガスケットとは・・・

外壁と外壁の間や窓サッシ廻りなどに施工されている物になります。

トヨタホームさんや積水ハウスさんなどでよく目にする物であり、

ガスケット・定型目地・乾式目地などと呼ばれます。

ブリードとは・・・

住宅の外壁塗装工事を行う際は、ガスケットも一緒に塗装する事が多いです。

ガスケットの上から塗装を行うと、塗料とガスケットの素材が反応を起こします。

塗装後、数日程経過すると、表面がただれたり黒ずんだりといった症状がおきます。

これをブリードと呼びます。

天白区で現地調査をしたお宅様のガスケットの状態

こちらが今回、調査をしたお宅様のガスケットの状態です。

積水ハウスさんで建てられたお宅様でしたが

他社様で塗装工事を12～13年ほど前にされたとの事でした。

その際、しっかりとした工程を踏まなかったためガスケットがブリードを起こしています。

遠目だと、目立った症状はわかりづらいのですが・・・

ガスケット部分を触ると粘着性がある表面（ベタベタとする感覚）になっています。

ただれて黒く変色したり、表面が粘着質なため、汚れや埃、風で草などが付着したりといった症状も見られました。

こういった症状を避けるために、塗装工事前にしっかりとした処理が必要です。

塗装前に適切な処理を

ガスケットと外壁を一緒に塗装する際

ガスケットがブリードを起こさないように、塗装前に「ブリードオフプライマー」を施工する必要があります。

ブリードオフプライマーを施工する事で、塗料が直接ガスケットに付着しない為、ただれたり・・・といった症状が起きません。

ハウスメーカーさんによって、独自の施工がされていますので、状態や部材を確認して最適な施工を行いましょう。

結局・・・

結局何が言いたいかというと・・・

住宅によって使用されている材質や建築時の施工方法は違います。

塗装の際は、それに合わせて使用材料や施工方法を変えて行わないといけません。

しっかりと見極めができる業者さんを選択する事がお家を長持ちさせる事に繋がります。

って事です！

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